ひとりごと

このまま教育のぬるま湯の中で腐ってしまいたくはない。

おかげさまで、本格的に教育業で自営業をはじめてから2年ほど経ちますが、
その流れの中で高専向け学習塾は無事に回るようになり、
社会人向けAI教育、プログラミング教育等々もお仕事をたくさんいただけるようになり、
かなりお金の流れも良くなりました。
本当にありがたい話です。ありがとうございます。

最近すごく危機感があります。
というのも、教育はいわば「予備知識」でやる仕事です。
自分の頭の中にある「知識」を使って、
それを噛み砕いて伝えることでひとつの仕事になる。
これが講師業であります。

そして何だか、ふっと気づいた気がするのです。
自分はこの「予備知識」を、いつから更新しなくなったのだろうと。

数学の授業は、正直、学生に教えるくらいであれば特段の準備はなく大体できます。
それだけやっていけば、生きていくだけの金はすぐ稼げます。

社会人教育はけっこう高度な内容が求められることもあるので、
都度新たな内容を勉強して仕入れたりはします。
しかし、最近、あまりに多くの講座に追われすぎて、目先の講座をやっつけるための
付け焼き刃な予備知識を得て講座をこなしてそこで終わってしまっているということに
慣れきってしまった自分がいることに気づき、愕然としました。

思えば高専時代なんか、骨太な数学と向き合うのがしんどくも楽しく、
あの日々が今の自分の仕事の原体験になっていると確信しています。
東北大の数学科でも、ひたすらに数学の本と取っ組み合う日々でしたが、
最近、めっきりああいう体験をしなくなりました。

というか、どうしてもうまく出来なくなったというほうが正しい気がします。
とにかく、目先の仕事に追われっぱなしな日々、
Aという分野について60の知識を得て、それを100まで突き詰めたいと思っていたら
いいからBという分野の講座にすぐ着手をしてくれ、という要求が出てきてしまう。
結局、それがいつまでたっても繰り返されて、
中途半端な、取ってつけたような知識ばかりが蓄積して行くばかり。

いいのか?? 俺?? これで????

1つ、ここで抽象的ですが宣言をしておこうと思います。
仕事をちょっと整理します。少し、落ち着いて本格的な数学、工学にふれる時間を作ります。
じっくり腰を据えてちゃんと骨太な学問と向き合えるように、
仕事の方をちょっと工夫して最適化しようかと思ってます。

やっぱなんか、今の状態は教育者としても駄目だと思うんです。
こんなちゅーとはんぱな数学の知識を振りかざして、予備知識は忙しさにかまけて更新しない。
全然、背中なんぞ見せられていません。もっとちゃんと学問をやらねば。

合同会社Haikara City CEO / 高専入試と高専のための学習塾ナレッジスター創業者 / スキルアップAI 講師 /高専映像塾ナレッジスター CEO / 社会人研修講師(数学/プログラミング/人工知能)

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