さて、3月始まってすぐに仙台を出発して、なが〜い、1人旅に出ています。
今回のひとり旅は…
- 目的や仕事はなし。
- とにかく色んな所に行って、じっくり滞在したい。
- いろんな景色を見て、いろんなものを食べて飲んで、心の余裕を得るための旅。
という感じのコンセプトの旅です。
正直、塾を初めてから今まで、まとまったお休みってほぼ無かったので、
自分やスタッフの心の余裕がどんどんなくなって行くのを実は感じていました。
長く走り続けるために、ここいらで一旦、充電期間をしっかりと作って
エネルギーを蓄えて、視野を広げて、心の余裕を作ることが必要だと感じたわけです。
というわけで僕はひとり旅が好きなので、ひとり旅をすることにしました。
仙台に戻るのは4月。1か月に渡る、人生最長の旅です。
最近はLCC(格安航空)が大充実しているので、ほぼ移動はLCCで完結させます。
この旅で自分の中で何かがいい方向に変わればいいなと思っております。
自由気ままに楽しんで、それを徒然なるままに記録に残して行きます。

大阪編
というわけで、今この記事を書いているのは、大阪なんばのネットカフェ。
3月6日の夜に大阪に到着し、明日早朝に大阪を飛び立って次の目的地に向かいます。
大阪、以前高専カンファレンスに登壇させていただいた時に
通ったのが最初の上陸でしたが、こんなにゆっくりじっくり滞在するのは初めてでした。
いろんなところを散策しましたが、発見や気付き、そして驚きに満ちた旅。
あぁ〜、大阪、最高だなぁと実感しております。
1日目

その後、深夜のなんばを散策。軽くお酒を飲んだりとかしました。
(※現在、断酒+糖質制限を実施中の僕ですが、旅の間は「ゆる〜く」やり続けることにします)


2日目


友人の勧めで「1回で良いから飛田新地のあの世界を見てこい」
とのことで、なんばから地下鉄に乗り、動物園前駅で降り、そこから徒歩約10分。
確かに異世界だった。飛田新地は、大正時代にあった「遊郭」が現代まで
手を変え品を変え残り続けている「料亭街」。
各料亭は道に面して店を開放していて、そこに呼び込みの女将さんと、
「お運びさん」と呼ばれる女の子が座っていて、店の前を通りかかると
「お兄ちゃん、こっちおいで〜」と呼び込みの声をかけられます。
んでもって、料亭の2階では、自由恋愛と称して売春が行われているわけです。
今この時代に、大正時代から残り続ける「華美」の象徴のような世界。
弱肉強食の競争社会です。タイムスリップでもしたのかのごとく、
異世界に迷い込んだ感覚になりました。すごかった。




3日目(最終日)
「あいりん地区」は、現在日本に残る唯一と言っても良い「スラム街」。街にはホームレスと浮浪者がたくさん。街の空気感も心なしか重い。中でも印象的だったのは、この「職業安定所」。日雇い労働者が、朝5時からここに行列を作るらしく、薄暗い職業安定所の中にはダンボールを敷いて住み込んでいる人もいるという。
驚くべくは、この「あいりん地区」が、都会的な「あべのハルカス」が近くに見えて、華美の象徴「飛田新地」徒歩10分で、観光客でギラつく「新世界」とも徒歩圏内にあるということ。これほどまでに狭い範囲に、これほどまでの「格差」が潜在している。これは、なかなか体験できるもんじゃないと思います。色々なことを考えさせられた。
大阪はすごい街だった
本当にあらゆる世界観が凝縮された街だなぁというか、
徒歩圏内に光も闇もあって、そのギャップに何ともゾクゾクしてしまうのが、
この大阪という街なのかなと思いましたです。
特にやっぱり、「飛田新地」と「あいりん地区」は凄まじかった。
初見のインパクトはもちろんのこと、時間が経てば経つほど、
いろいろなことを考えさせられてしまう。これはもう、社会見学だなぁ。
なんていうか、いい勉強させてもらったなぁ、と思います。
さてさて、明日は早朝になんばを出発し、関西国際空港から次の目的地へ!
合同会社Haikara City CEO / 高専入試と高専のための学習塾ナレッジスター創業者 / スキルアップAI 講師 /高専映像塾ナレッジスター CEO / 社会人研修講師(数学/プログラミング/人工知能)