高専受験向けの学習塾「ナレッジスター」を8月くらいから本格的に始めて、
本格的に、高専受験とか大学編入についてのいろいろな分析をしています。

当サイトで今、検索流入によるアクセスがかなり多くなっている
「高専過去問解説」は、ナレッジスターを立ち上げる前、
一昨年の12月くらいには既に公開してありました。

アクセス数の推移≒危機感の推移?

で、うちのブログの記事は日毎のアクセス数の推移をなんとなく統計取ってるんですよ。
受験が遠い時期というのはまだ皆さんそんなに焦ってないのでアクセスが少ないんですが、
既に受験まで20日を切った今は、かなりの検索によるアクセスがあります。

で、

「あれ、このアクセス数の推移って、そのまま
全国の高専受験生が感じている危機感を反映してるんじゃないか」

ということをふと思ったので、せっかく1年間統計を取ってきた貴重なデータを見ながら、
「全国の高専受験生は、一体いつごろ焦り始めるのか?」
ということについて、色々考えてみたいと思います。

アクセス数のグラフ

まず、当サイトでは

  • 平成28年度
  • 平成27年度
  • 平成26年度
  • 平成25年度

の「高専過去問解説」を公開していますが、この中で最もアクセス数が多いのは
「平成27年度」の高専過去問解説です。
(H27年度は難しい問題がやや多かったのが関係しているのかも)

今回は、その「平成27年度」の高専過去問解説のアクセス数グラフを見ながら、
高専受験生の心理について色々考えてみましょう。
アクセス数グラフは、こちら!!

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さらに、月ごとのアクセス数の推移は以下の表です。

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見てすぐにわかること。

まずグラフを見てみると、「2つ急激なピーク」があるのがわかりますが、
これは、「公開日」と、「去年の受験の前日」です。
スクリーンショット 2017-02-01 13.17.05
公開日は、SNSからの僕の知人の方々のアクセスが急激に伸びています。
で、受験の前日は、全国の高専受験生のみなさんが「最終確認」で見に来てくれたのでしょう。

でもって、やっぱり面白いのは最近の動向です。
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受験直前のアクセスの伸び率はやはりすごいです。
既に受験まで20日を切っているので、「特に難しい」数学の試験への
危機感は、結構なものでしょう。

やや詳細に分析

詳細な分析を、「月ごとのアクセス数推移」の表から考えてみます。
スクリーンショット 2017-02-01 13.17.13
まずは、月ごとの差分を計算してみると、
スクリーンショット 2017-02-01 13.17.13
という感じ。
差分がマイナスの方向に大きいほど、受験生の危機感が減っており、
差分がプラスの方向に大きいほど、
全国の受験生が同時に危機感を感じ始めていると考えることができそうです。

ということで、差分の動きに意味がありそうなところを抜き出してみると、

  • 2月→3月【-274】
  • 5月→6月→7月→8月【+43+27+57】
  • 8月→9月【-57】
  • 10月→11月【+74】
  • 11月→12月→1月【+297+228】

このひとつひとつに、意味を与えてみましょう。

2月→3月【-274】

この2月でアクセス数がガクッと落ちていますが、
この理由は簡単。入試が終わったからです。
そりゃ、入試終わってもなお入試対策続ける意味はないですからね。

5月→6月→7月→8月【+43+27+57】

このあたりで、新受験生が受験を意識し始めるのでしょう。
5月くらいから、なんとなく中学3年生が「あれ、そういえば今年は受験…」
という意識をしはじめて8月に向けてじわじわと増幅。

そして、8月には夏休みとオープンキャンパスがあるわけです。
オープンキャンパスを見に行った学生さんは、
「高専に行きたい!でも、入試難しいのか…!!」
と、明確にこのあたりで高専入試を意識するわけです。

8月→9月【-57】

そしてここで、アクセスがまたガクッと減ります。
これはおそらく、夏休みが終わり、再び学校生活のほうに意識が向くことで
「受験」が頭の中からふっと離れるという感じの理由でしょう。

10月→11月【+74】

んでもって、ここ。おそらく、高専受験生の危機感が明確に高まるポイントです。

大体、11月くらいになるとなんとなくクラスの全体が「あれ、受験が近い…」
という雰囲気になりますが、高専受験は受験がちょっと早いので、
高専受験生の心理が「あれ、そろそろ過去問とか見とかないとやばいかも…??」
という方向に振れても不思議ではありません。

11月→12月→1月【+297+228】

そしてそれ以降は、全国の高専受験生の危機感がピークに向かっていきます。
さらに、11月以降に高専受験を決めた学生も、
過去問対策を求めて一斉に検索をしていると言えるでしょう。

以上の分析からひとつ言えること。高専受験生の心理の動きは

5月くらいに受験が頭をよぎり始めて、
8月の夏休みとオープンキャンパスで一旦かなり気にするが、
9月に学校が始まって受験を忘れかけ、
11月くらいに「あれ、そろそろやばいかも…」と本格的に焦り始め、
2月の受験に向けて危機感を大きくして行く。

という感じなのではないかなぁ、ということです笑

結構、「いつごろから皆さん受験勉強するんでしょう」と聞かれる

塾をやっていて結構質問を受けるのが、

「いつごろから皆さんは受験勉強を始めるものなんでしょう?」

ということ。んで、多分11月くらいなんだろうなぁとは思っていたのですが、
このデータを見ると、たしかに「明確な危機感」が生まれるのは11月くらい
ということになりそうです。

「じゃあ11月から始めればいいや」ではない

んでもってここで強調しておかねばならないことですが、

「あぁそうか、じゃあ11月に始めよう」

じゃ駄目ってことね。
だってそれだと周りと同列(あるいはそれ以下)で戦うことにしかならない。

高専の入試はやっぱ難しいです。
特に数学なんかは、得意な子はいいですが、
苦手な子は、初めて解いたときにあまりの解けなさに心が折れかけたりとか平気でします。

ただ、「効率的に点数の最大化」って考えに立ったときに、
大問後半の難解な問題なんかはむしろ捨て問だったりもするので、
意外と気にしなくても良かったりもするんだけどね。
それにしても、早いうちから「高専入試との戦い方」を知っておくことって
やっぱり、大多数の受験生との差をなるべく付けておくことに
ダイレクトに繋がるわけですから。

当サイトでも、「ナレッジスター」のほうでも、
高専入試での戦い方をまとめた記事をたくさん公開しているので、
よろしければ、ぜひ参考にして「早めの対策」に役立ててください。

ということで、皆さん、高専入試の対策はお早めにね!!
(僕で良ければ、相談にのります笑)