「ASKA再逮捕」という報道からまだそんなに日も経っていないとは思いますが,
テレビのワイドショー,ネットニュースでは,報じられる頻度もすっかり減ったように思います.

メディアのスタンス

一連の報道をずっと見ていて思うことですが,メディアが徹底して「崩さない」スタンスというのが
確かにあって,それを見ていてやたらと気持ち悪く感じる瞬間が多々あります.
やはり,これについて発信をするのもこういうときのファンの役割であろうと思いますので,
ブログに思い切ってこのことを腰を据えてまとめてみようと思います.

一連の流れ

まず,今回のASKA再逮捕に関する情報を時系列でまとめてみます.

  • ASKAが「盗聴されている」と110番.警察が任意での尿検査を要求したところASKAはそれを快諾.
  • 2日後,科捜研による検査の結果,陽性反応が出て,「再逮捕へ」というニュースが流れる.
  • ASKAはこの「再逮捕」の報道をリアルタイムで完全否定.「100%あり得ない」と主張.
  • しかし,11/28夜,ASKAは再逮捕された.
  • ASKAは未だに「薬は使っていない」と,否定を続けている.

このような流れに関しては,ワイドショー等でご存知の方も多いのではと思います.

報道されないこと

しかし,以下の情報については,ほとんど報道されているのを見たことがありません.

  • 尿から検出された覚せい剤は「ごく微量」.
  • 自宅,ホテルを探しても,覚せい剤も注射器も見つからない.

メディアが徹底して崩さない「スタンス」

「ASKA再逮捕」に関する一連の報道を見ていて,
メディアが徹底して崩さないスタンスが1つあると思っています.
それは何かというと,「もうおかしくなっちゃってるからしょうがない」というスタンス.

ASKAは再逮捕から今まで,「薬物は絶対に使用していない」という供述を続けています.
そして,前述した通り,報道こそされませんが「ASKAが故意には薬物を使用していない可能性」
というのは十分に高いのではないかと思っています.

しかし,メディアの報道はこぞって以下のような論調です.

  • これは薬物依存の典型的な症状.
  • 薬物でおかしくなって,ASKAはもはや「自分が使ったということも分からなくなっている」.
  • 今回の再逮捕により,音楽活動の再開は限りなく難しくなっただろう.
  • 薬物は怖い.みんなも気をつけましょうね.

ワイドナショーで,松本さんくらいは違った目線から語ってくれるのかなとも思いましたが,
この論調をやはり全く崩しておらず,個人的には拍子抜けをしてしまいました.

「ASKA再逮捕」の一連の流れに対する,僕の考え

それほどまでに「薬物により支離滅裂なことを言う」人ではない

僕はASKAの活動をずっと追いかけていますので,覚せい剤を使用していたのであろう時期に行われた
コンサートでのMC,さらにはラジオ番組での会話等々,たくさん見てきました.

それを見て思うことですが,
ASKAは少なくとも,薬物を使用することにより,ろれつが回らなくなることはあれど,
言っていることが支離滅裂になることはそれほど無かった
印象があります.

ですので,ブログ等々にASKAが書き連ねている内容については,

  • 確かにおかしい部分は多い.が,これはどちらかという断薬による症状なのではないか.
  • メディア等で行われている「散文詩が意味不明」という批判はまったくもって的外れ.
    なぜかというと,ASKAの散文詩はチャゲアス初期からずっと見ているが,昔と全く何も変わっていない.
  • 盗聴,盗撮については,「断薬の症状」に加えて,「ワイドショー等による本当の盗撮」も一因なのではないか.

ということを,(もちろん個人的な考えでしかありませんが)僕は考えています.

今回のASKAの言動はどう考えても「おかしい」

ですが,今回の再逮捕におけるASKAの言動は,明らかに支離滅裂です.

  • 陽性反応が出ているのに「100%あり得ない」.
  • ブログでもリアルタイムで「絶対にあり得ない」と猛否定.
  • 供述においても,依然として「使っていない」と否定を続けている.

まずね,もし故意に使ったとしたのなら,陽性反応が出た時点で普通観念をするはずです.
だって,1回目の逮捕のときはそうだった.2回目だけ認めないということは不自然だと思います.

「妄想の症状でもう自分がやったということも分からなくて意味不明なこと言ってるんじゃないか」
という反論があるかもしれませんが,僕はそれは違うのではないかと思う.
なぜなら,前述のとおり「ASKAはそれほど言っていることが支離滅裂になるタイプではなかった」から.

しかも,

  • 尿から検出された覚せい剤は「ごく微量」.
  • 自宅,ホテルを探しても,覚せい剤も注射器も見つからない.

これはどう考えても状況が何だかおかしいのです.
常用をしていたにしても,そのときその場で使ってしまったとしても,
もし「故意」だったのであれば,少なくとも
注射器やら何やらの状況証拠は出てきて然るべきですし,
それが一切出てこず,しかも検出量は「ごく微量」.本人は「絶対にやっていない」と主張.

自然とたどり着くこと

僕はこういう公の場所に,個人的な勝手な想像を書くこと
ははばかられることだと考えていたのですが,
あまりにもメディアによる報道が「偏重」されすぎているので,
ブログの記事という「消えてなくならない」形によってこの主張を残しておくことにしました.

これだけの状況が整った段階で,なぜ
ASKAが悪意のある第三者に,「サプリメントです」などと言われて,覚せい剤を
「知らぬ間に」経口摂取させられていたという可能性に誰も言及しない?

この立場に立てば,今整っているすべての状況に説明が付きます.

  • 陽性反応が出ているのに否定 → ASKAは「知らぬ間に」摂取をしているので至って自然
  • 注射器,薬が証拠として出てこない → そもそも「盛られてしまっただけ」だから出てこなくて当然.
  • さらに,悪意のある第三者から薬物を摂取させられてしまう可能性が高かったことも,
    「レコーディングのために福岡を訪れていた」など,家族の目を離れることが多かったことから説明がつく.

ですが,この立場に経った報道というのはほぼ皆無であり,
ほとんどのワイドショー,ネットニュースは以下のようなスタンスを徹底しています.

  • 陽性反応が出ているのに否定 → 薬やっておかしくなっちゃってるから仕方ない.
  • 注射器,薬が証拠として出てこない → 報道しない.
  • きっと「レコーディングのために福岡を訪れていた」隙にこっそり使っていたはず.
    → しかし,滞在先でも覚せい剤等は一切発見できないが,それは報道しない.

これ,冤罪だったらどうするの?

メディアによるASKA問題の報じられ方は,最近になって次のように変わってきています.

  • 最初は「ASKAは再逮捕」を,自宅の前で人だかりを作ってセンセーショナルに報道.タクシーのドライブレコーダーの映像まで流し,「スターダムからの転落」だと,面白がって過熱報道をした.
  • 今は「薬物でおかしくなってしまって,もう再起不能みたいになっているASKAを,マスコミが面白おかしく報道することはかわいそうだよ」という論調での報道に変わった.

しかし,そもそも「ASKAが故意に薬物を使用したわけではなかった」
という可能性をどちらもしれっと排除し,
「スターダムから転落して再起不能になってしまったASKA」という像を
何とかして大衆に定着させることが,メディアの目的になってしまっているように思います.

とにかく,驚くほど「ASKAに有利な情報」を,メディアは一切報じない.
事実としてそのような情報はいくつも出てきているのに,です.
これは,メディアによる偏った報道であり,大衆の印象操作なのではないの?

メディアがなぜこのような印象操作を行うのか? 理由は簡単でしょう.
そのほうがニュースとして面白いし衝撃的だし,今更最初の報道を撤回など出来るわけがないから.

しかし,はっきりとここで述べておきたい.
これは誤報/冤罪だったらエラいことじゃないのか?

あのさ,「こいつが言ってることはラリってるから信じられないよ」ですべて片付ける空気にしてしまったら,
それこそ罪のでっち上げなんぞいくらでもし放題なのでは?

大衆までが「ASKAは転落しておかしくなってしまった」という印象を植え付けられた末に
「やっぱりやっていなかったようです」ともし冤罪が発覚してしまったら,
ASKAは果たして,当初予定していた音楽活動を,予定通りに再開することなど出来るだろうか?

ASKAは「薬やっておかしくなっちゃって」いるのかもしれないが,
「そうではないかもしれない」という可能性は,絶対に安易に排除してはいけないと思います.

とかいうと,決まってされる反論があります.
「薬に手を出したんだからおかしくなったと思われてしまうことは仕方ない.これは自業自得なんだ」
という反論です.しかしながら,ASKAは1回目の逮捕で謝罪をし,治療を受け,
執行猶予を受けているわけですから,それは言っちゃいけないと思います.

「ファンだから肯定的な立場に立ちたいよねそうだよね」とかそういう問題ではない

僕はずっとこのような立場に立って主張をし続けていますが,

「君はファンだし,そりゃASKAに有利なほうに立ちたいよね.そうだよね〜.でも,もう仕方ないよ」

という風なことを言われてしまうことが多くなりました.

そうです,今はファンも,何を言っても誰も聞いてくれなくなりかけています.
しかし,冷静になって考えて欲しい.
ASKAが冤罪である可能性は,ファンとしてのバイアスなど一切かかっていない状態で考えても,
捨てきることができない状況になっていないだろうか?

何よりこのことは,以下の状況が物語っていると思います.

  • 尿から検出された覚せい剤は「ごく微量」.
  • 自宅,ホテルを探しても,覚せい剤も注射器も見つからない.

マスコミによる偏重報道は,SMAP解散騒動もそうですが,無視できないほどに酷い状態になっていると感じます.
ですので,せめてこのような「発信の場所」を持っているようなファンとして,
自分の立場を明確にしておこうと,このような記事を書くことにしました.

この記事を読んでくださったあなたにとってこの記事が,
今一度,マスコミによる印象操作が自分の身にも降り掛かっていないか?ということを
じっくりと考えなおすキッカケとなってくれたのであれば,筆者として光栄に思います.