昨日の記事(連載第二回)も一昨日の記事(連載第一回)も,
想像していたのを超える反響を頂きまして,感謝しております!
高専の学生さんや,高専の先生にたくさん読んでいただき,拡散いただいてます.
それをキッカケに,進路に悩んでいる中学生とかに読んで欲しいですのぅ.

そして僕は「高専」という選択肢が広がればいいなと思っている

ということで,今回で最終回です.
昨日までは,高専と高校の比較とかをしながら,高校はここがいいとか高専はここがいいとか
色々と語ってきたんですけど,今日は「それらを総合して,やっぱ高専ってオススメだよ」
ということを,僕なりに熱く語ってみようかなと思います笑

大学行くにしても就職するにしても,メリットでかい

まず現実的な話ししとくと,やっぱり高専行くのは進学にしても就職にしても
相当メリット高いだろうなぁと思います.
(詳しい話は昨日の記事を参照してネ)
特に,受験のときにセンター試験を回避できるっていうのは相当デカイ.
その時間を使って大学進学後に学ぶことに手を回しておくことが出来れば,
大学進学した後に,優秀な戦力としてかなり優位に立つことが可能だと思う.

まぁでもこんなのは,「言わずもがな」ね.

僕が教えられたのは,「自分の頭で考えて行動する」
というメンタリティのほうだった.

僕が高専できわめて大きく鍛えてもらったなぁと思うのは,
メンタリティのほうだったなぁと思っているのです.

「周りもそうだから」という理由で自分の人生の次の一手を決めるのが
僕は凄く嫌いです.でも,こういう思考の人の方が世の中には多いとも思っています.
だって,「普通の学校教育」がそういう教育だと思うから.

「サラリーマン」って選択肢は,それはそれで良い選択肢だとは思うけど,
その選択肢だけが与えられて,誰もがそこに向かって前へ倣えで進む.
大学に行っても,結局最後にはやっぱり「サラリーマン」だけが残るというのは
僕はなんだか違和感を感じてしまいます.

「安定した収入」とか「絵に書いたような幸せ」を手に入れるとかいうけど,
今の時代,そんな「テンプレのような」人生が簡単に手に入るかと言えば
僕は絶対にそうじゃないと思っているし,
人生は「自分が自分の頭で信じるものを全速力で追っかけなきゃならない」と思ってる.
だから,もっと色々な選択肢を,僕たちは視野を広げてたくさんたくさん見据えなきゃ
ならないと思っている.これからの時代を全速力で走り抜けるためにね.

でも,「ふつーの学校教育」って,「最後はみんなサラリーマン」だと思うんよ.
日本の学校はサラリーマン養成所だとか言われちゃうのは,
僕はなんかちょっと分かる気がする.
「周りがやっているのと同じように」「周りにあわせて」って教育,
やっぱり未だに跋扈してますよ.これは僕の実感として.

結局,「学校」が育てたいのは「大人にとって都合がいい」人材だし,
「会社にとって都合がいい」人材なんだと思ってるんだ,
だから,勝手に作られた「子ども像」と少しでも外れた子どもは
やっぱり「問題児扱い」されてしまうことがすごく多いと思うし,
「周りと違う」ことは「よくないこと」として扱われるのがやっぱり多いと思う.

「みんな違ってみんな良い」なんてね,
結局大人たちは,「綺麗事」としてしか理解してないんだよ.

もちろん「サラリーマンになりたい!」って思うんだったら
そこにどっぷり乗っかって頑張ればいいんだろうけど,
「周りがそうだから」って言って思考停止で「サラリーマンになります」って
言ってしまうのは,絶対によくない.

僕は「自分の未来を自分の目で,
自分の頭で見据えなければならない」と思います.

「高専はそうじゃない」と言っているわけではない

「高専はそうじゃないから,高専がいいよ!」
って言ってるわけじゃないですよ.

ただ,僕は「高専の5年間」で行なった人格形成が
今こうやって心から考えられるようになったかなり大きな要因だと思っています.

僕ね,高専で「自分の頭で考えて,自分の判断で行動する」ってことを
めちゃくちゃ実践できたと思ってるの.
長いものにあんまり巻かれずに,高専の中で大暴れできたんだよなぁ

高専ってやっぱり,普通の高校とくらべてフリーダムなんですよ.
でも,大学に比べれば「クラスの結束感」もある.この具合が絶妙なのね.
やっぱりそれがあって,「行動がとにかくしやすかった」のと,
「クラスをすぐに巻き込めた」.これがやっぱり,すごく良かった.

クラス全体の結束感だってそりゃ5年も一緒にいりゃ強くもなるからさ,
クラスを巻き込んだ勉強会だの,テスト対策の資料作ってばらまいたりだの,
とにかく好きな様に,適度な結束感と自由の中でやれたんだよね.
「面白そうなことはとにかく行動に移す!」
ってことを,あの空気があってこそ,実践して,成長できた気がするんだよなぁ.
もちろん失敗もあるけど,それも含めて「経験値」だったと思うし.

今になって「高専過去問解説」とか趣味でアップロードしたり,
「線形空間論入門」出版できたり,教育業やってたりするのって,
よく考えたら,ぜんぶ高専時代にやっていたことの延長だもん.

当時,テスト前とかに学生が先生役としてテスト対策授業したりとか,
教材作ってゼミ開いてとか,めちゃくちゃ活発だったんだよね.
それって大変な仕事なんだけど,それによって人に感謝されたり,
何か手応えが感じられたりとかするのが,とても楽しかった記憶がある.
んで,これがちゃんと成立してたのって,
なんというか,細かいいくつものファクターが絶妙に絡み合った
あの高専の空気感があったことが,とても大きな要因だと思うんですよ.

なんだろうなぁ,上手く言えないなぁ.

とりあえず,「普通じゃない学校だから,普通じゃないことを出来る」というか
「自分の頭で考えて,すぐに行動にうつす」ということが,
なんてか,かなりしやすい場所だった気がする.
僕はそれをやって,今の思考回路を構築させてもらっていたなぁと思います.

あと,なにげに高専カンファレンスと出会えたのもでかかった.
高専関係の繋がりがいまだに持続しているのは,このコミュニティのおかげです.

うお?おかしいな?連載最終日の記事が
「うまくまとまってる気がしない」ぞ!?

あれあれおかしいな.頭のなかにいろんなアツい想いがあって,
それがうまく文章として整理できてる気がしないぞ!?!?

まぁ,「就職率いいよ」とか「進学しやすいよ」とかさ,
勉強大変だよ」とか「留年しやすいよ」とかさ,どこでも書いてるじゃない.
このへんのことについては,連載第1回を参照してね

もっとなんというか,中にいたひとじゃないと分かんないような,
「高専ってこういうとこが居心地よかったな」
ってところを,うまくまとまらないけど,何とか文章にしてみました.

え!?あ? おわり!?

うおー,結局うまく「高専」を表現できた気はあんまりしないけど,
読んでくれてありがとうございましたー!!ばいばーい!!(いいのか最後これで)