「学習習慣をつける」方法に,学生のみなさんは興味津々です.
今日は僕が考える学習の習慣付けの方法について書いてみたいと思います(明日に続く).

勉強の基本は「自分でやる」こと.

まず僕が考えている大前提として,勉強は自分の力でやるものだということがあります.
「いや,勉強は先生に教えてもらうものだ」という考えを持っている人は
学生のみならず教員にも多いのですが,僕はそれに否定的です.

そもそも「授業について行ける」のは,(個人差はあれど)せいぜい中1くらいまでだと思う.

よく,こんなことを言うひとがいます.

毎日授業が終わったあとに復習をして,
授業にきちんとついていきましょう!

僕は,これは大半の学生には不可能なことだと思っています.

例えば,数学の授業は中学以降ほぼ週に2〜3回は行われます.
高校生にもなると,2種類の数学(数IIと数Bとか)が同時に開講されて,
週に4回とか5回とか授業がある場合もある.
これが,いくつもの科目で同時並行で行われます.

毎回フルスピードで,初見の内容を流すように与えられ続け,
それらを全て吸収するのは,僕はまずもって(よほどの天才学生か,天才教師でないかぎり)
不可能だと考えています.さらに,部活動やら学習以外の活動を含めて考えたら,
毎日復習とか出来るわけなくね?という感じです.
せいぜい,内容がまだ簡単な中1あたりで,「授業について行く」ことは
限界を迎えると思っています.(この時期は人によって異なるだろうけど)

だから僕は,授業はあくまでどのあたりが試験に出題されるのかを把握する
くらいのツール
に留めるが良い,と思っています.

じゃあ,成績はどうやって上げるの? ということになりますが,

  • 興味のあるか,必要な分野は,
    自分で本を購入するなり,WEB教材を利用するなりで,自発的に学ぶ
  • 興味がなくて,必要ない分野は,
    テスト前に友人と詰め込んで勉強をしたり,過去問題を活用する.

という方法が良いと考えています.

人間の頭は,「自発的に学ばない限り知識を吸収できない」ように出来ている.

僕は,人間の頭は,「自発的に学ばない限り知識を吸収できない」ように出来ていると思っています.それに加えて,特段やりたくもない分野に,余計な労力を割く必要はないとも思っています.

僕は「自分の知識を人に教える」ことを仕事にしていますが,
そのときに使う「自分の知識」の中に,学校の授業で学んだ内容はほぼ無いです.
じゃあどこから仕入れたかというと,基本的にネットか書籍です.

結局僕の場合,自発的に「吸収しよう!」と思って何かを読んだり聞いたりしないと,
頭のなかには何一つ情報がインプットされません.

本の場合は,分からないところで分かるまで悩めるので,学習のやりかたとしては
とても効率的だと思っています.だから,僕は

「興味があることは,読みたい本を必死で読め!」

というアドバイスをするようにしています.

ちなみに僕は,興味のある分野の本とノートを常にセットで持ち歩いています.本の内容を時間があるときにノートに書き写し,計算や説明のわからないところや追記のフォローをします.時間と体力は使いますが,とても楽しく深く,効率的に学べます.

ちなみに僕は,興味のある分野の本とノートを常にセットで持ち歩いています.本の内容を時間があるときにノートに書き写し,計算や説明のわからないところや追記のフォローをします.時間と体力は使いますが,とても楽しく深く,効率的に学べます.

興味も使う予定も無いことに割く時間はもったいない

本を読んで自発的に学ぶというのは,学校の授業を聞くのとは
比べ物にならないほどの理解と,充実感を持って学習ができるので超オススメです.
(学校で何を言っているのかわからなかったことが,本を読んですぐに理解できたとき
なんかは,ものすごい感動に包まれます.興味のあることを学ぶのは,本当に楽しい.)

ところが,この方法はかなり時間を使います.
なので,自分が特に興味がない分野については,
テスト前に友人と勉強会をやって,(過去問等を活用して)短期間で仕上げるのが良いと思います.
「興味がなくても継続して学ぶべきだ!」
という主張は,単なる綺麗事であり,非効率でしかありません.
そんなことに使う時間と労力があるのならば,
それを自分が興味を持っていること,好きな分野の勉強に充てましょう.

結局ね,「授業についていこう!」「全ての教科をしっかりやろう!」
って言っておけば,その先生は誰からも怒られないですよ.
でもさ,それってまったく現実的ではないただの綺麗事にすぎないし,
だからこれを実行できなくて生徒さんたちは苦しむんじゃないの?
教育者は,自分の頭で考えて,現実的な選択肢を生徒に与えるべきだ.

ここまでのまとめ

  • 「授業についていく」のは基本的には不可能.
  • 人間は自発的に学ばない限り,知識を吸収できない.
  • 興味のあることは,本を読んで自発的に学ぶべし.
  • 興味がないことは,友人と協力して,試験に向けて最低限の勉強で対処すべし.

ちなみに僕は,中学時代はほとんど授業の内容を理解できていませんでした.
なので高専にも,入試問題の過去問を入試直前に解いた付け焼き刃ではいりました.
高専低学年時も,なんだか学校の授業で何をやっているのかはさっぱり分からず…(°ω°)

しかしながら,高学年で「自発的に本を読んで学ぶ」という方法に出会い,
そこから先は,興味のある科目は授業をきかずに自分で買った参考書を読み,
興味のない科目はほとんど,友人に教えてもらうか,過去問を使って対処しました.

ということで,明日につづく.