ここ1か月の記憶がね,あんまり無いんですよ.
そのくらいとにかく,肩には…というか,体中に力が入りまくっていて
やりたいこと,やらなきゃいけないことが
信じられないほどの密度でそこら中に存在していて,
それらをひとつずつひとつずつ,潰しているだけで他のことなんて見ている余裕はなかった.

だからほんとに,なんだかあんまり記憶がないんです.
昨日,とむちゃんねるの収録をやるってことを
ちょうど,9/19 はいからじおふぇす終了直後に約束をしていたらしいんだけど,
その約束をしたことも完全に記憶から飛んでいて,収録をすっ飛ばしてしまった.ゴメンナサイ.

そのくらい,なんだかここ1か月の密度は,とてつもなかった.

1か月というか、1年半

1年半くらいに,「はいから」というプロジェクトで音楽を本気でやろうと決意して,
9/19まで,脇目もふらずにただひたすらに突っ走ってきた.
正直,自分が周りから見てどうみえているのかなんて全くわからなかったし,
とにかく出来ること,やりたいこと,面白そうなこと,
すべて全力でやるんだという決意で,この1年半を駆け抜けたと思う.

なんだか,一瞬だったけど,10年にでも感じられたというか,
本当に訳の分からない感覚にいま苛まれている.
人から嫌われることにも慣れることができたし,
世の中の仕組み,人間の心理みたいなものも,何となく直接垣間見ることができた.
前例のないことをやらなきゃいけないということも,
でもそれは周りから理解なんてされないんだということも分かった.

でも,いろんな人とも出会えたし,楽しいこともやれた.

まぁ,こんな体験,味わおうと思ってもなかなか味わえないもんだろう.
生きているうちにそれが体感できた,それだけで,
この1年半を過ごした価値は多分あったんだと思う.

世の中は難しくできている

同時にね,世の中っていうのは,僕らが期待しているよりも
ずーっとずーっと複雑に,難しく,出来ているんだなぁと思ったよ.
まさになんというか,世の中が,「行く手を阻むように」立ち向かってくる感覚があった.

必死で頭のなかから捻りだしたいろいろな新しいアイデアの数々も,
ひとつくらい波及していけばよかったけど,まぁ,影響なんて与えていないようだったし,
でもそのわりに「すごいね!いいアイデアだね!」とだけは言われたり,
じゃあこれ,やってみたらいいよと言ったら,それは聞いてくれなかったり,

1000%の力を注ぎ込もう,命がけでここに懸けようとどんなに僕が思っても,
やっぱり飲み会や突発的な約束のほうが皆にとってはよっぽど優先度が高かったり,
でもそれに凹んでいると,「アーティストは文句を言っちゃいけないよ」とだけは言われてしまったり,
伝わってほしいことが全く伝わらなかったり,
伝わらなくてもいいことは,意外と伝わっていたり,
興味を持ってもらえているんだとおもいきや,
何のキッカケかもわからないタイミングで,急に興味を全く失われてしまったり,
いいと思っているものは,意外といいと思われていなかったり,
99%が成功であればあるほど,残り1%のことだけを「ダメだったね」とだけ言われてしまったり,

あえて誤解を恐れずに言うなれば,
何回も何回も心は折れそうになったし,死にたくもなったし,
俺は一体なにをやっているんだと思うことだってあったし,
苦しいことと楽しいことは9対1くらいだったし,
でも,そのうち「1」があるから,辞めるに辞められないのが,
音楽を本気でやるということの,本当の「怖さ」なのかもしれない,とか思ったりした.

「お客様は神様」

お客様は神様です,という言葉は,真実なんだなということもわかった.
結局,音楽活動なんてお客さんがいなかったら何ひとつ成立しない.
お客さんがいれば音楽活動はうまくいくし,
お客さんがいなくなれば,音楽活動はなし崩し的に終わって行く.

とっても単純な話だ.曲の良さが大事なのか,それ以外が大事なのかとか,
そんなことがしきりに語られるけど,この答えは簡単だ.
「お客さんの目を引ければ,そんなことはどうでもいい」んだ.
僕がやっていたことが良かったのか悪かったのかはよくわからないけど,
ひとつ失敗だったとすれば,継続させるだけの資源のことを考えていなかったことだ.

見ていてくれるお客さんがいなければ,頑張れば頑張るほど惨めだったし,
そんな中で必死で支えてくれる人が数名いてくれて,
その人達がいてくれなかったら,多分僕はもっともっと早く音楽をやめていたと思う.

応援してるよという言葉だけ残してオシマイの人が大半の中で,
死にそうなときや見て欲しいときに,必ずリアクションをしてくれた人は間違いなくいたし,
その人達には心の底から,誠心誠意の感謝を送りたい.本当にありがとうございました.

イノベーターとは孤独なものだし,理解なんてされないものだ.
でも同時に,音楽の世界ではそれはアーティストとしての死を意味している.
この「矛盾」にきづけなかった僕に勝機は無かっただろうし,
この「矛盾」の中でそれでも生き残れる人だけが,音楽で世界を変えて行く.

学魂祭

ただ,僕にはまだ音楽活動が残っている.
というのも,学魂祭という素晴らしくアツいお祭りに,かなり深く関わる機会を貰ったから.
テーマソング提供させてもらったり,メインステージにも出演させていただくことになったり,
いやいや,これだけでも僕は音楽やってた意味があったんじゃないかとか思っている.

ドキドキだ.楽しみだ.
全力でまばゆい光を放ちたいもんだ.それこそ,ウルトラオレンジのように.

next door

音楽活動の次にやることはもう決まっている.
かなりはっきりしたビジョンと,早く新しいことをやりたい!勉強もしたい!
という強い気持ちがみなぎっている.

なんだか自分はやっぱり,やりたいことだけは
いつだって頭のなかに溢れかえっている性分らしい.
面白いことをひたすらにやり続けたいし,それによって誰かが幸せになるのなら
それはそれは,本当にスバラシイことだ.

今まで僕の「はいから」といしての音楽活動を見てくれていた皆さん,
本当にありがとうございました!
まだまだ,通過点なのですよ〜.